小説を書くのにオススメのテキストエディタたち【PC&スマホ】

小説を書くためのテキストエディタ

小説を書くとき重宝するテキストエディタ。Twitterに投稿するような短文ならともかく、小説のような長文を書くとなるとWindowsのメモ帳では心もとない。

もの書きは執筆の間中、文字がずらりと並んだテキストエディタの画面と睨めっこすることになる。多ければ一日十時間くらい、文字の海に点滅するカーソルを見つめていることもあるかもしれない。

それだけ長い時間使うツールだからこそ、少しでも快適に執筆ができるものを選びたい。それでなくとも、小説を書くのにはエネルギーが要る。自分の書いた文章が分からなくなって、無限ループの穴に落ちたり、書く内容は決まってるのに言葉が浮かんでこなかったり……

色々な山あり谷ありの執筆作業。少しでも快適に書けるような、自分にあったテキストエディタを使いたい。

そんなわけで、小説を書くときにオススメのテキストエディタを厳選して紹介する。

 

1: スマホ編

 

縦式( iOS | 無料)

縦式

数あるスマホ用テキストエディタの中でも、ぶっちぎりでオススメするのがこのアプリ。
2倍タージは連結できるし、ルビもふれるし、とにかく書きやすい。ダークモードも搭載されているので、スキマ時間でゴリゴリ書いても目が疲れない。

一行に表示できる文字数や、1ページに含める行数を設定できるうえに、PDF出力まで対応している多機能っぷり。同人誌などの製本を考えている人にも強くオススメできる。

私はあまり使わないのだけれど、「改ページ」や「挿し絵挿入」などの機能もある。これが実質無料なのだから、使わない手はない。というか、ぜひ使ってみて!

 

縦式 - 縦書き入力

縦式 – 縦書き入力

無料posted withアプリーチ

 

iA Writer(Android & iOS | 有料)

iA Writer

iOSとAndroidの両方で使えるテキストエディタ。シンプルで洗練された美しいデザインが素敵。目が疲れにくいダークモード搭載済み。
「書くことに集中できる」とのうたい文句どおり、書くことのみに特化した機能を持つ。

例えば、文中にカーソルを合わせると、自動的に時計の表示が消える。フォーカスモードを使えば、今書いている文や段落をスポットライトが当たったような表示にできる。
マークダウン記法にも対応しているので、ブログを書く人にも最適。2万文字を越える長文でも難なく動く軽快っぷり。有料だけど、缶コーヒー3杯分だと思えば安い買い物。

 

iA Writer

iA Writer

¥1,100posted withアプリーチ

 

同様のアプリだとBearやUlyssesがあるけれど、どちらもサブスクリプション形式なので、私はiA Writerの方をオススメする。Ulyssesに至っては、Mac版とiOS版の両方とも購入したのに後からサブスク型に変更するという鬼畜仕様。よろしい、ならば戦争だ。というわけで、あまりオススメしたくない。機能的にはいずれも大差ない。

参考 iA Writer公式サイトiA Writer

 

Scrivener(iOS | 有料)

Scrivener iOS

リサーチやプロット構成、執筆まで小説を書く全てのプロセスを一括管理できる至高のエディタ。Dropboxを経由してモバイル版とPC版でデータの同期も可能。これで外出先でもゴリゴリ執筆できる。

機能的には文句のつけようがないけれど、PC版で使い慣れている人にとってはバインダーから各ファイルへ即アクセスできない点や、画面分割が使えない点でストレスを感じるかもしれない。

あと、これはWindows版だけの問題だけど、モバイル版で変更を加えたファイルをWindowsで開くと逐一フォントが変更されるのが煩わしい。

 

Scrivener

Scrivener

¥2,440posted withアプリーチ

 

2:PC編

 

Mery(Windows | 無料)

テキストエディタMery

Windowsユーザーの方へ圧倒的にオススメしたいのが国産のテキストエディタ『Mery』
特徴を挙げると、ざっとこんな感じ。

  1. Windowsでもフォントが綺麗に表示される
  2. 縦書きにも対応
  3. 動作が軽い全画面表示
中でも、縦書き表示にできる点が大きい。私のように、縦書きでないと書けない気の毒な人種にもオススメできる。
さらには、入力中の文字を即座に反映する『トゥルーライン入力』という機能もある。この機能をONにすれば、入力中に予測変換のブロックが出てきて邪魔される心配もない。
他にも、入力中のカーソル位置を固定する『タイプライタースクロール』機能、任意の箇所を強調表示する『マーカー機能』など、これでもかと言わんばかりの多機能っぷり。

Windowsユーザーの諸君、悪いことは言わない。今すぐ『Mery』へ乗り換えるのだ。

 

サクラエディタ(Windows | 無料)

サクラエディタ

言わずと知れたWindowsの老舗テキストエディタ。
長文の執筆、コードを書く、ブログを書く──どんな場面でも堅実な仕事ぶりを発揮する安定のテキストエディタ。
私も、『Mery』と出会う前はずっと『サクラエディタ』を使っていた。普通に書くだけでも十分に使えるのだけれど、マクロ機能を使えば色々とカスタマイズできる。

とは言いながら、マクロの使い方がよく分かってないので、実質『文字数カウント』くらいしか使っていない……

 

 

Stone(Mac | 有料)

テキストエディタ Stone

 

Macユーザーへ全力でオススメしたいのが『Stone』というこちらのエディタ。
「ものを書く」以外の一切の余剰がそぎ落とされた、ある種のストイックさすら感じさせるシンプル設計。しかも、美しい。

 

行間の設定、1行あたりに表示する字数の設定など、細かいカスタマイズもできる。もちろん、縦書き表示にも対応している。もはや神。

 

画面の設計も、シンプルを追求したZEN的なスタイルになっているので、余計なことを考えずにただひたすらに「書く」ことに集中できる。決して安い買い物ではないかもしれないけれど、一度購入してしまえば手放せなくなること間違いなし。

公式サイトでは、アプリのコンセプトや使い方を解説してある。この公式サイトがまた美しい。『Stone』の他に代え難い書き心地、美しさをぜひ一度体感して欲しい。

参考 Stone公式サイトStone 書く気分を高めるテキストエディタ

 

Scrivener(Win / Mac | 有料)

Scrinvener3

「小説を書くためのテキストエディタ」というジャンルにおいて、おそらく最強なのがScrivener。
できることは色々あって、

  • コルクボード表示でプロットを練る
  • リサーチした資料をフォルダごとにまとめて一括管理
  • 書いた原稿をまとめて連結
  • 電子書籍ファイルの作成
  • 縦書きに対応
  • ダークモード搭載だから目に優しい

とこんな感じ。機能は他にも色々あるけれど、色々ありすぎて紹介しきれないくらい色々ある。何言っているが分からんと思うが、詳しくはデモ版をインストールして実際に使ってみてくれ。
参考 Scrivener公式サイトScrivener

 

 

アウトラインエディタってどうよ

 

小説を書くためのテキストエディタを調べてみると、アウトラインエディタをオススメしている人がちらほらいる。

アウトラインエディタとは、階層構造になった文書を作るのに適したエディタのこと。最初にアウトライン(すなわち、骨子)を作って構成を決めておいて、あとからその中身を実際に書いていくというスタイル。

まぁ、ブログを書いたり、論文を書いたりするのには最適なんだろうけれど、私は個人的にあまり好きじゃない。

もちろん、アウトラインエディタを使って小説を書けないこともないんだろうけれど、考える枠組みが制限されてしまうような気がして、どうにも使いにくい。プロットの構成だと、『Torello』の方がより使いやすいし、書くことに関して言えば『Stone』の方に軍配が上がる。

 

これは人それぞれの好みだと思うけれど、アウトラインエディタを使うくらいなら『Torello』とテキストエディタを交互に参照しながら書き進める方が書きやすいと思う。

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