ポメラDM200:もの書きさんに超オススメ!

ポメラDM200

もの書きさんご用達のライティング・デバイス『ポメラ』

前々からずっと購入しようか逡巡していたのだけれど、5年半使い続けたノートPCがご臨終されたので、このたび購入を決意。Amazonで中古で買ったわりにはよく保ったもんだと思う。ノートPCを新調するか、書きものに特化したポメラを買うか、年末に散々悩んだ。

今どき何でもかんでもクラウドに上げちゃうので、オフラインにしかないデータなんて殆ど無い。ノートPCがぶっ壊れる前にiMacを買っていたので、ノートPCに拘泥する必要性もないかなという結論に至り、ボーナスをぶっ込み、満を持してポメラデビュー。アニメ製作会社を舞台にしたアニメ『SHIROBAKO』で脚本家の人が使っているのを見て、ずっと憧れてたんッスよ。

いや、ほら……なんていうか、スタバでMacBook開いてドヤるとヒップスターっぽいけど、喫茶店でポメラってると作家さんっぽいじゃないッスか。ホットコーヒー啜りながら、カタカタと文字を打ち込むあのたたずまい。所かまわず書きつけるあの姿に永らく憧れておりました。

さて、前置きはこれほどにして真面目にレビュー。レッツらゴー(すでにテキトー)

性能

今回購入したのは『Pomera DM200』以下、スペックの概要。

  • Pomera専用ATOK搭載
  • JIS配列キーボード、キーピッチ17mm
  • メモリ128MB
  • 7.0インチTFT液晶ディスプレイ
  • 無線LAN搭載
  • USB2.0
  • 国語辞典・類語辞典・英和辞典搭載

使用感

ポメラDM200

かれこれ使い始めて10日ばかり。率直な感想を言うと、これで3万円は安い。購入前はあくまでデスクトップの補助機として使うことを想定してました。いやはや、ところがどっこい。今や、すっかりメインで使ってますよ。まぁ、あまり長時間使うと手首が痛くなるけど、それを考慮しても余りある優秀さ。中途半端なPCを買うよりも、もっぱら書くだけの人ならポメラで十分なのでは。

メリット

ポメラのメリットとしては、ざっとこんな感じ。

 

  • 快適なキー操作
  • 視認性の高いディスプレイ
  • 軽快な動作
  • 辞書
  • 書くことに集中できる

 

やや小ぶりなキーボードは、連続でタイプしてもまったくもってストレスフリー。Bluetoothで接続すればスマホの外部キーボードとしても使える。Ctrl+Sでファイル保存のような、一般的なショートカットにも対応している優れもの。

ディスプレイの見やすさも大きなポイント。縦書き、横書きともに表示可能。フォントはゴシックと明朝の2種類から選べる。縦書きにしたとき、ディスプレイの縦の長さがやや不安だったがそれも杞憂に。縦書き表示にすると、ちょうど文庫本を読んでいるような感覚になり、むしろリーダビリティが向上する。私は使っていないけど、原稿用紙のレイアウトにできたり、ファイルを左右に並べて表示する機能もある。なんかもう色々な機能がありすぎて、手に余るレベル。でも、それらの機能がすべて「ものを書く」という一点に注がれているところが素晴らしい。ホントいいわ、ポメラ。犬っぽい名前だから愛着がいや増す今日この頃。

さて置き。パッと開いてすぐに起動。起動した直後からすぐにゴリゴリ書ける。でもって、数万文字のファイルを開いても動作が遅延することもない。キーの反応速度もなかなかのもので、カップ麺の3分間すら待てない超絶せっかちな人でも思わず唸るレベル。

PCのテキストエディタの場合、そのパフォーマンスレベルはOSのバージョンや使っているIME、メモリにかかっている負荷などの諸要素に大きく左右される。せっかく書いたのに、五分前のバックアップファイルしか残っておらず、書く意欲を盛大に削がれたという人も多いはず。私が愛用している一太郎ですら、過去に一度「スンマセン……落ちました」という状態に陥り、せっかく筆が乗って勢いよく書いたアクションシーンを丸ごとおシャカにしたことがある。

だが、このポメラニアン──否、ポメラならずっと軽快

パフォーマンスが低下するとすれば、それはポメラではなく書き手のほう。集中力が途切れるとか、SNSの通知が気になって仕方ないとか。とかく、現代は便利になった反面、集中力をたやすく削がれる環境なった。(なんの話やねん)

まぁ、とにかく軽快です、はい。

書きものをしていると、頻繁に活用することになる辞書のたぐい。ポメラにはちゃっかり搭載されてます。しかも4つも! そんなに使わんやろ……とかタカをくくっていたのもつかの間、今やすっかり使い込んでおります。いや、手放せません……国語辞典は、さすがに掲載数ではPCに劣るものの一般レベルの語彙ならほぼ問題ない。

PCでブラウザを開いて調べると、どうしても余計な情報が目に入る。メールの通知やら、お気に入りのWebサイトのファビコンやら。そして、一度押したが最後。人間、集中力を削がれるのに1秒もあれば十分。一度脱線すると、原稿に戻るのは軽く見積もって三十分後。あとに残るのは焦燥感と猛烈な自己嫌悪のみ。うん、デフレスパイラルだよね。

 

デメリット

ポメラDM200

ちょうどいい大きさのキーボード。手首痛いけど……

あまりメリットばかり書き連ねると、悪徳商法じみた匂いがしてくるのでここらで悪口、否、デメリットをば。

以下、ざっくりとしたデメリット。

  • ファイルの同期がめんどう
  • ATOKが仕事しない
  • 手首痛いわ

では、1つずつ見ていこう。

ポメラで書いた文章をPCに送る。やはり文章に手を加える最終段階はPCに頼るしかない。で、その送信方法として「ポメラSync」なる機能があるんだけど、これがなかなかどうして無能なの。iOSが更新に対応していないという致命的な欠陥。代替策としては、Wifi経由でテキストをメール送信するか、QRコードで送るか2つある。

ところがぎっちょん。Wifi経由でメール送信しようとすると、Gメールのセキュリティにはじかれる。送信はできているのに、メールボックスには現れない。かといって、ファイルをQRコード化すれば20個くらいに細分化される。

私の場合、ポメラでは書くだけに留め、ファイルの確認はもっぱらPCに有線接続して行うのであまり気にならない。出先でiPhoneからファイルを確認するときも、GoogleDriveにあげておいたテキストファイルをエディタで開くだけなので問題ない。

でも、PCを持ち歩くのは重たいからポメラにした、というユーザーにとってこれは致命傷になり得る。まぁ、PCを持っていないもの書きさんっていうのも、アノマロカリスなみの希少種だと思うので、些末な問題といえるけれど。

ポメラにはATOKが搭載されている。公式サイトには「ポメラ向けに最適化されたATOK for Pomeraを搭載」とある。このATOK for Pomeraというのがミソで、変換機能のかったるさはiOS版ATOKを遙かに凌駕する。ほら、いま凌駕って打とうとしたら「量が」が第一候補に出てきたもん。なんだよ、量って……量より質なんだよ!

変換能力の低さは目立つけど、やはり天下のATOK。小難しい言葉を入力してもちゃんと変換してくれる。あともうちょっとだけスマートな変換ができれば文句はないんだけれど……まぁ、このあたりは次の機種に期待しようと思う。

で、これが最大のネックなんだけど、あまりにも長時間ポメラってると手首が痛くなる。ノートPCのキーボードを長時間使い続けたような症状が、早くも半日で現れる。そう、ポメラならね。(なんのこっちゃ)

さてさて、公式から発売されている専用ケースを使えばアームレストとしても使えるらしい。だが、安い=正義な大阪人的発想により、みごとに専用ケースを買わなかった私。おおいに後悔しております。苦肉の策として、机の上でポメラを使うときは下に本を置くなりして高さを調節している。

まぁ、これも気休め程度で、膝上にポメラを乗っけて書けばやはり痛い……ついでに言うと、小さいキーボードに無理矢理収めようとして、ひん曲げた状態の小指も痛い。だけど、この痛みを我慢してでもポメラを使いたい今日この頃。だって、書きやすいんだもん。

というわけで、ポメラ、掛け値なしにマジでおすすめです。ブログを書くにも小説を書くにも、とにかく書く場面では重宝すること間違いなし。なによりもネット回線に繋がっていないので、おのずと目の前の文章と向き合うしかない。書かねばならない状態を作り出すことができる。つまり、書くための時間と環境が同時に揃う。ものを書く人のためのデバイス。そう、それがポメラニアン。あ、おすすめです、ホンマに。

この記事も、文量が多い箇所はポメラで書きました。iPhoneで書いたのは最初の700文字くらい。では、あでゅー

参考 ポメラDM200キングジム公式サイト

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